観劇・映画・ドラマ、ボルダリング、シーカヤック、健康法など、好きなこと、実践していること、興味のあることを徒然なるままに書いてみようと思います。
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 片づけ本と見える化
2011年09月18日 (日) | 編集 |
今年の春は片づけに熱中していた。仕事がヒマだったこともあるが、近所の本屋で『人生がときめく片づけの魔法』という本に出遭ったことがきっかけだった。

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著者の近藤麻理恵さんはうら若き乙女といった風情の女性なのだが、既に40万部も売れたベストセラーだけあって、そのメソッドは理に叶っている。

製造現場などで採用されている「見える化」を家の中の収納に応用しているのだ。

彼女のアドバイスの中で、特に私がいいと思って実行したのは次の4つ;

1.すべてのモノにお家(定位置)をつくってあげる

2.「立てる」を収納の基本にする

3.服は色のグラデーションで並べる

4.バッグは「毎日、空」にする



定位置を決めると収納の許容量が見える

私の場合、散らかるというのは、引出しからTシャツがあふれていたり、本が床の上に山積みされていたりといった状態のことを指す。これだと、自分がいま何をもっているのかわからないし、たとえば「あのカットソーが着たい」と思っても、すぐには出てこない。

つまり、在庫管理ができていないから、必要なときに商品が出てこないのである。

近藤さんはすべての持ちものにお家をつくってあげて、使用後はその家に帰してあげましょうと提唱している。定位置に戻せば散らからないというわけだ。

ところが、すべてのモノにお家(定位置)を作ってあげようとすると、クローゼットや本棚に入りきらないものは捨てざるを得ない。だから、優先順位を決めて、収納しきれないものは捨てることになる。

私の場合、収納力の7割なら、在庫が把握できるという結論に達した。3割余裕をもたせて空けておけば、その後、多少モノが増えても家を作ってあげられるのである。というわけで、週2回の可燃ごみの日には、大量のゴミ袋が家の前に積まれることになった。

ちなみに、長寿遺伝子の働きがオンになるのも腹7分目にカロリーを押さえるのがポイントだそうだから、7という数字には何か意味があるのかもしれない。

「見える化」のポイントは「立てる」

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適正在庫を実現したら、今度は「欲しいものを必要なときに取り出せる状態にすること」、つまり「整頓」である。そのためには、モノを重ねないことだ。洋服でいえば、Tシャツやセーターをたたんでクリア収納ケースに重ねて入れていくのはNG。これだと、下の方に何が入っているのか見えないし、取り出せない。

そこで『ときめき本』では、たためる服は丸めて「立てる」ことを勧めている。上から取り出せるから。更に、その服を薄い色からグラデーションに並べていく。これだと、「あのオレンジのTシャツは・・・」といった具合に、色をたよりに探すことができる。

近藤さんは収納は「限りなくシンプルに」と言っているので、私はクローゼットの中写真のようにも完全に色別のグラデーションに並べてしまった。同じ色なら、丈の短いものから長いものへと左から順番にかけることにした。

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入れ忘れを防ぐ「バッグの中身置き場」

本と洋服が片付かない原因の横綱と大関だとすれば、バッグの中身は小結くらいの感じだが、これも慢性的な悩みになっていた。仕事が繁忙期に入ると、取材用の大きなショルダーバッグにお財布、キーホルダー、名刺、筆記用具、ノート、ICレコーダーといったアイテムを入れっぱなしになりがちだ。

ところが、地方出張では軽いバッグに入れ替えたりするし、週末ともなれば、スーパーに行ったりすることもあるわけで、そのたびにカバンが変わる。そうなると、モノが分散して、肝心なときに名刺入れがないといった事態を招くことになる。

そのため、以前も箱を用意して、財布や名刺入れ、ハンカチなどを入れるようにトライしたことがあった。しかし、この箱というのがクセモノだった。まず、箱が小さすぎて、入れらるものが限定されていた。しかも、箱は中身が見えないから、5分前のことでも忘れる私のような人間は、箱に何を入れたかすら忘れてしまったり、箱そのものを移動して探したりする始末で、「システムとして機能」しなかった。

そこで、今回は3段の引出のついたクリアケースを書斎の棚におき、まず、カバンの中身を入れる「入れ物の家(定位置)」を確保。引出しの一番上に1日分のレシートとエコバッグ、二番目にティッシュペーパーとタオルハンカチ、三番目の一番深い引出しにお財布やキーホルダー、iPodナノ、手帳など、その他のものを入れることにした。

そして、家に戻ったら、「今日も一日働いてくれて、ありがとう」とお礼を言いつつ、カバンの中身をすべて、クリアケースに移すのである。

あの春の「片づけマイブーム」から早や半年。正直、本の帯にあるように、「リバウンド率ゼロ!」とはいかないが、少なくとも、3重のスライド式本棚の中身は全て見られるようになったし、クリアケースの中も、「あ、これじゃダメだ!」と思ったら、上から見えるように整理しなおして、なんとか「見える化」は保たれている。

実は「見える化」というのは、何も整理整頓に限定したコンセプトではない。

『見える化』の著者遠藤功氏は、「見える化」を「問題の見える化」「異常の見える化」「ギャップの見える化」「シグナルの見える化」「真因の見える化」「効果の見える化」という5つのカテゴリーに分け

「見える化」とは「さまざまな事実や状態が目に飛び込んでくる状態」だと定義している。

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そのためには、見えるための「仕組み」を作らなければならない。逆にいえば、ひとたび見える「仕組み」ができてしまえば、努力しなくても、行動は自然についてくるのだ。

『見えること』----それは企業の根本的な競争力であり、生命線なのである。(『見える化』まえがきより)

フリーランスの私は一人株式会社を経営しているようなものだ。ところが、長年、ビジネスや製造現場を取材してきたというのに、実生活にはその成果がさっぱり活かされていない。近藤麻理恵嬢がベストセラーをとばし、私が売れないのも、大いに納得できるというものだ。3連休はせいぜい書斎の徹底的な「見える化」を図るとしよう。


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